名前を知る。違いがわかる。
その一台を、長く使う。
トパーズからサルサエアー、パイロットトロリーまで。
旧モデルと現行世代を、歴史・素材・修理の視点で整理しました。
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22の名称・系統から探せます






















一致するモデルが見つかりませんでした。
写真や特徴から確認する色違いは同じシリーズにまとめています。写真は各モデルの一例です。
スーツケース修理王では、国内外の幅広いブランドのスーツケース修理を承っております。中でも、ドイツのブランドRIMOWA(リモワ)は、多くのお客様からご相談いただくブランドです。
このページでは、歴代の主要モデルと派生シリーズを整理し、素材・開閉方式・見分け方の違いを解説します。古いモデルを調べたい方も、修理して使い続けたい方も、お持ちの一台を知る手掛かりにしてください。
リモワの歴史を年表で見る
1898年にドイツ・ケルンで生まれたRIMOWA。素材や持ち運び方が変わっても、使い続けたくなるケースづくりが受け継がれています。まずは、モデルを理解するための節目を見てみましょう。
- 1898
ケルンで創業
木材や革を用いたケースづくりから、ブランドの歴史が始まります。
- 1937
アルミニウム製トランクへ
金属製ケースの歴史が進み、後のリモワを象徴するアルミボディにつながります。
- 1950
グルーヴデザインとトパーズ
特徴的な縦溝が登場。RIMOWAの2016年カタログでは、この年のTopasが紹介されています。
- 1970s
カメラ・精密機器を守るケース
防水カメラケースを開発。旅だけでなく、撮影や専門用途にも広がっていきます。
- 2000
サルサとポリカーボネート
アルミとは異なる軽さとしなやかさを持つ樹脂素材が、新たな選択肢になります。
- 2010頃
サルサエアーが登場
単軸ハンドルなどで軽量化。2010年1月のブランド公式発表でも新シリーズとして紹介されています。
- 2018
モデル名称・ラインアップの再編
Original、Classic、Essentialなどの名称で展開。旧名を調べるときは、素材・構造と合わせて比較すると整理できます。
- 2023
レザーを用いたDistinct
レザーでグルーヴを表現する、新しいコレクションが加わります。
旧モデルと現行世代の名称・系統を比較
「昔の名前でしか覚えていない」という方は、こちらから探してみてください。下表は特徴が近い系統を調べるための整理です。すべてが同一製品の改名という意味ではなく、年式やサイズで部品・仕様も異なります。
| 旧モデル・シリーズ | 比較したいシリーズ | 共通する方向性 |
|---|---|---|
| Topas(トパーズ) | Original | グルーヴを持つアルミボディ |
| Classic Flight | Classic | アルミとレザーハンドル |
| Salsa / Salsa Deluxe | Essential | ポリカーボネートの旅行用ケース |
| Salsa Air | Essential Lite | 軽量設計・単軸ハンドル |
| Bolero | Essential Sleeve | 前面ポケット・ビジネス収納 |
| Limbo | Hybrid | 樹脂ボディと金属フレーム |
| Pilot Trolley | Original Pilot | 上から開く横型ケース |
修理ではシリーズ名に加え、実際の部品形状・取り付け寸法・製造時期を確認します。名称がわからなくても、写真からご相談いただけます。
1950年│Topas(トパーズ)発売
トパーズは、リモワを代表する旧アルミニウムシリーズです。縦方向の溝を持つボディ、金属製のフレーム、コーナーパーツなどが印象的で、現在も長く使い続けている方の多いモデルです。
同じトパーズでも、2輪・4輪、キャスターの取り付け方、伸縮ハンドルやロックの仕様は世代によって変わります。「トパーズ用」という表示だけで交換部品を決めず、現物の形状を確かめることが大切です。
トパーズの年代別モデルとキャスター修理を見る
チタンカラーの「チタニウム」、黒の「ステルス」も、同じトパーズとしてまとめて見ていきましょう。チタニウムは色の名称で、チタン製のボディという意味ではありません。
縦長・深型の「Sport」は形状・サイズの展開です。修理の際は、色に加えて年式・大きさ・実際の部品形状を確認します。
Classic Flight(クラシック フライト)の特徴
クラシックフライトは、アルミニウムのボディとレザーハンドルを組み合わせた旧シリーズです。角のあるシルエットやクラシックな外観を好み、長く愛用されるケースもあります。
トパーズと同じアルミ系でも、持ち手・ロック・フレームなどの造りは同一ではありません。現在のClassic(クラシック)と比べる場合も、名称だけで世代や部品の適合を判断しないようにしましょう。
伸縮ハンドルの不具合、持ち手の傷み、ロックの破損などは、修復できる範囲と交換部品の選択肢を確認してご案内します。

2000年│Salsa(サルサ)発売
サルサは、リモワのポリカーボネート製スーツケースを代表する旧シリーズです。軽さとしなやかさを持つ樹脂ボディを採用し、アルミニウムとは異なる使い心地を広めました。
外装を一周するファスナーで開閉するモデルが中心です。修理ではキャスターだけでなく、ファスナーのスライダー、持ち手、伸縮ハンドル、本体の亀裂も確認ポイントになります。
同じ黒や赤のケースでも、Salsa・Salsa Deluxe・Salsa Airは別の特徴を持ちます。色だけでなく、持ち手・内装・前面収納の有無を見ると整理しやすくなります。

サルサデラックス
サルサを発展させ、内装やハンドルなどの装備を充実させた旧シリーズです。シリーズ内でもサイズ・世代による違いがあり、一般のサルサと部品を一括りにせず確認します。

ボレロ
ポリカーボネートの本体に布製の前面ポケットを組み合わせたシリーズ。書類などにアクセスしやすい構成が特徴です。修理の相談では、本体を閉じるファスナーと前面収納のファスナーを区別して撮影すると伝わりやすくなります。

サルサエアー(Salsa Air)―軽さを追求した旧モデル
サルサエアーは、サルサ系の中でも軽量化を重視したモデルです。1本の支柱で伸びるT字型ハンドルと、両側のメッシュ仕切りが特徴的。通常のサルサやサルサデラックスと、見た目も部品構成も異なります。
現在のEssential Liteを調べるときに比較しやすい系統ですが、「サルサエアーがそのまま名前だけ変わった」「ライト用の部品なら取り付けられる」とは限りません。車輪の大きさや土台、ハンドルの取り付け方を確認する必要があります。

「古いサルサエアーだから」と、あきらめる前に。
本体全体・ハンドル・破損箇所の写真から、修理方法をご相談いただけます。
リンボとハイブリッド(Limbo / Hybrid)の違い
Limbo(リンボ)
リンボは、ポリカーボネートのシェルにアルミニウム系のフレームを組み合わせた旧シリーズです。樹脂の本体に金属の枠とコーナーを備える構成で、ファスナー式のサルサとは開閉部分の造りが異なります。
外装の色だけでは見分けにくいため、ケース中央がファスナーか、金属フレームとラッチかを確認してみてください。修理では樹脂ボディの亀裂と、枠・ロックの不具合を分けて見ることが重要です。

Hybrid(ハイブリッド)
ポリカーボネートのボディにアルミニウム製のフレーム・コーナーを組み合わせるシリーズです。リンボから近い構造を探すときの比較先になります。「ハイブリット」と検索されることもありますが、正式な表記はHybrid/ハイブリッドです。
素材の組み合わせは似ていても、旧リンボと現行世代ではロックやキャスターなどの仕様が異なります。修理部品はシリーズ名だけで選ばず、形状・寸法を確認します。

パイロットトロリー(Pilot Trolley)の特徴
Pilot Trolley(パイロットトロリー)
パイロットトロリーは、上から蓋を開ける横型ケースとして知られるモデルです。「パイロットトローリー」「パイロットケース」と呼ばれることもあり、一般的な左右開きのスーツケースと形状が異なります。
机の横などで、ケースを寝かせずに中の物を取り出しやすい構造が特徴です。古い個体では伸縮ハンドルの持ち手、ロック、車輪まわりを確認し、年式と現物に合う修理方法を検討します。

Original・Classic・Essentialなど、2018年以降の主要シリーズ
旧モデルとあわせて知っておきたい、再編後の名称を整理します。サイズ・カラー・取扱状況は時期や販売地域によって異なります。

Originalオリジナル
グルーヴを持つアルミニウムの代表的シリーズ。旧トパーズ系から比較するときの中心になります。Cabin・Check-In・Trunkのような形状・サイズと組み合わせて製品名が構成されます。
Original Twistなどの仕様違いも、基本になるOriginalと合わせて確認できます。

Original Pilotオリジナル パイロット
現在のOriginalシリーズ内に位置づけられる、上開きのモデルです。旧パイロットの発想を受け継ぎながら、内装や収納、足回りなどは世代によって異なります。PilotはOriginalと並列の素材シリーズではなく、シリーズ内のモデル名として整理すると理解しやすくなります。

Classicクラシック
アルミニウム本体にレザーハンドルを備えるシリーズ。クラシックフライトに近い意匠を持ちますが、旧モデルとのパーツ互換を意味するものではありません。

Essentialエッセンシャル
ポリカーボネートを用いた主要シリーズ。軽さを重視する方がサルサ・サルサデラックスと比較しやすい系統です。ボディだけでなく、開閉ファスナーや持ち手の状態も確認します。

Essential Liteエッセンシャル ライト
Tバー式の伸縮ハンドルやメッシュ仕切りを備える軽量系。サルサエアーと特徴が近くても、年式・寸法・構造の確認が必要です。型名だけで重さや部品を決めつけないようにしましょう。

Essential Sleeveエッセンシャル スリーブ
前面に収納を備えるシリーズ。ボレロなどの前面ポケット付きモデルを知っている方には比較しやすい構成です。ポケット側と本体側では修理箇所・部品が異なる場合があります。

Distinctディスティンクト
2023年に発表された、レザーを用いたコレクションです。アルミや樹脂のモデルとは表面の扱い方が異なり、擦れ・傷みの相談では素材と状態に応じて対応可否を確認します。
タンゴ・ボサノバ・トロピカーナ・アタッシェなどのモデル
タンゴ
タンゴは、2005年に発表されたポリカーボネート製の旧シリーズです。旅先で荷物を整理して取り出しやすい収納構造を追求し、衣類や小物を分けて収納できる2室構造が特徴として紹介されました。
外観だけでなく、開閉する部分や内装の構成も見分ける手掛かりになります。修理ではキャスター・伸縮ハンドル・ファスナーの状態を確認し、年式や実際の部品形状に合わせて対応方法を検討します。

ボサノバ
ポリカーボネートの本体に、牛革のハンドルやコーナーを組み合わせた旧シリーズです。革の装飾が目を引きますが、アルミボディのClassic Flightやレザーを用いたDistinctとは別のモデルです。

トロピカーナ
撮影機器を保護するための、密閉構造を備えた旧ケースです。一般的な旅行用スーツケースとは用途・内装が異なります。古い個体ではシールやロックの状態も確認し、現在も防水性能を保つと一律には判断しないでください。

アタッシェ
書類などを持ち運ぶ手持ちのブリーフケース。車輪付きの旅行ケースとは別枠で整理します。旧型のアタッシェケースと、現在のAttachéでは仕様が異なるため、ハンドルやロックの写真が確認の手掛かりになります。

ビジネストロリー・コンパクト
ビジネス用途や横型・小型の形状を示す名称です。ひとつの素材シリーズの名前とは限らず、元になるシリーズと組み合わせて確認します。旧Business Trolleyと現在のCompactも、サイズや収納構造を分けて比べましょう。

シルバーインテグラルなどの旧モデル
さらに古いリモワを調べる際に見かける名称です。商品名やロゴだけでなく、フレーム・ロック・持ち手の形状を合わせて確認しましょう。当店ではハウジング・キャスターの交換事例も紹介しています。製造年や純正状態は、名称だけでは断定できません。

ルフトハンザ仕様やコラボレーションモデル、電子タグ付き仕様などは、元になるシリーズ・世代も確認してください。また、Never StillやPersonalなどの日常用バッグは旅行用ケースとは別の製品群です。本記事はスーツケース・トラベルケースを中心に整理しています。
リモワのモデル名・型番がわからないときの見分け方
シリーズ名、サイズ名、色名が混ざると、モデルを調べにくくなります。たとえば「Original」がシリーズ、「Cabin」がサイズ・形状、「Silver」がカラーです。まずは次の順で情報を整理してみてください。
素材と開閉方法を見る
アルミ・ポリカーボネート・レザー、ファスナー式か金属フレーム式かを確認します。前面ポケットや上開きの蓋も手掛かりです。
持ち手と足回りを見る
伸縮ハンドルが1本支柱か2本か、2輪か4輪か、車輪の土台形状を確認。修理歴で外観が変わっている場合もあります。
刻印・購入時の情報を確認
製品番号の刻印、内側のラベル、保証書・購入記録などを確認します。番号の位置や形式は世代によって異なります。
Cabin・Check-In・Trunk・Sportは、モデルの名前?+
Cabin / Cabin S / Cabin Plusは機内持ち込みを意識した区分、Check-In M / Lは預け入れ用の区分、Trunk / Trunk Plusは深型の形状名です。実寸・容量はシリーズや世代によって異なります。
旧モデルのSportも、形状・サイズ展開として使われる名称です。「Cabinだから必ず機内に持ち込める」とは限らず、利用する航空会社の条件も確認してください。
モデル名がわからなくても、写真からご相談を。
本体全体、ロゴ・番号、壊れた箇所の3つがわかると、修理の確認が進めやすくなります。
当店でリモワの修理も安心してお任せください
スーツケース修理王では、キャスター・ハウジング・伸縮ハンドル・ロック・ボディなど、リモワの状態に応じた修理をご相談いただけます。廃番モデルも、使用できる部品や補修方法を確認してご案内します。
旧型だから修理できないとも、同じシリーズだから必ず修理できるとも限りません。純正部品・代用品・補修のどの方法が適しているかを、見た目の希望、費用、ご使用予定日と合わせて確認します。
修理料金・期間の目安
モデル名だけでは決まらない費用を、部位別に確認。
詳しく見る REPAIR METHODS部位別の修理方法・実例
車輪、持ち手、ロック、本体の修理内容をご紹介。
詳しく見る OUR WORKリモワの修理事例
実際にお預かりしたケースと、施工内容を見る。
事例を見るメーカー保証の利用をご希望の場合は、購入時の条件とRIMOWA公式の案内をご確認ください。当店への修理依頼とは窓口が異なります。郵送修理は発送前のご相談をお願いいたします。
リモワのモデルについてよくある質問
Q.トパーズとオリジナルは同じですか?+
アルミボディを持つ近い系統ですが、世代によって車輪・ハンドル・ロックなどの仕様が異なります。「Topas用」「Original用」という名称だけで部品が適合するとは判断できません。
Q.サルサエアーとエッセンシャル ライトの違いは?+
どちらも軽量設計や単軸ハンドルが特徴の系統です。ただし、同じ製品の単純な改名とは限らず、寸法や内装、部品構成は個別に確認する必要があります。
Q.リンボとサルサはどう見分けますか?+
開閉部分が手掛かりです。リンボは樹脂のボディに金属フレームを組み合わせ、サルサは主にファスナー式です。色だけで決めず、フレーム・ロック・コーナーの写真も確認してください。
Q.「チタニウム」はチタン製のスーツケースですか?+
Topas Titaniumの名称はチタンカラーを指しており、チタン製ボディという意味ではありません。アルミニウム系のモデルとして確認します。
Q.廃番のリモワでも修理できますか?+
状態と部品の適合によっては、交換や補修を検討できます。すべての破損に対応できるわけではありませんが、モデル名が不明でも写真からご相談いただけます。
Q.モデル名や番号で製造年・本物かどうかがわかりますか?+
名前や番号だけで製造年、純正状態、真贋を断定することはできません。本記事はモデルの特徴と修理相談のための案内です。修理のご相談では、全体と各部の写真、購入時の情報を合わせて確認します。
参考資料・掲載範囲
2026年10月時点で確認できるメーカー資料と、当店の掲載記事・修理事例をもとに構成しています。主な旧シリーズ、現行世代のシリーズ、代表的な特殊ケースを扱い、全カラー・全サイズ・すべての限定品を列挙した製品カタログではありません。発売年を一次資料で確認できないモデルは、年を断定していません。
掲載写真はモデルの外観を確認するための参考例です。一部は背景を加工しています。
- 画像資料|Bolero(掲載元製品写真)
- 画像資料|Limbo(掲載元製品写真)
- 画像資料|Tropicana(掲載元製品写真)
- 画像資料|Silver Integral(掲載元製品写真)
- 画像資料|タンゴの外観写真(Yahoo!フリマ)
- RIMOWA公式|ブランドの歴史
- RIMOWA The Collection 2016(メーカー制作カタログ・外部サイト掲載PDF)
- RIMOWA公式発表|Salsa Air(2010年)
- RIMOWA公式|Classic Cabin
- RIMOWA JAPAN公式発表|Essential
- RIMOWA公式|Essential Lite
- RIMOWA公式発表|Essential Sleeve
- RIMOWA公式|Hybrid
- RIMOWA公式|Original Pilot
- RIMOWA公式|Distinct発表(2023年)
- RIMOWA公式|Attaché
- RIMOWA公式発表|TANGOの発表と構造(2005年)
- RIMOWA公式発表|TANGO(2006年)
- RIMOWA 2015カタログ(メーカー制作・外部サイト掲載PDF)
- 01本体全体前・横・底面がわかるように
- 02ロゴ・製品番号確認できる範囲で大丈夫です
- 03壊れた部分部品と取り付け部分を一緒に
ご使用予定日と、持ち込み・郵送の希望もお知らせください。